いきなりトーンダウン。それでも酵素はやっぱり面白い


連載第2回、きちんと調べたらいきなりトーンダウンしてます^^;

酵素、酵素と言われますが、酵素栄養学というジャンルは一応あるんですね。

ただ、アメリカではあまり認められていないジャンルのようで、酵素=Enzyme Nutritonというキーワードで書かれた論文はほとんど存在しないようです。

酵素が体内で作られる量に上限があるというのもきちんと証明されていなくて、「酵素がすっげー」という本に書かれているいくつかの主張(例えば加熱した後に消耗する)ことにも反論がされている状況のようです。

特に「加熱していない生の食べ物から酵素を摂ることで健康になる」という主張は学会ではかなり眉唾と思われている模様。

食べ物に含まれる酵素は消化酵素でバラバラに分解されてしまって、腸から吸収される頃には元の酵素じゃなくなってるんですね。

これは考えてみるとそうかなと思います。あたかも「生の野菜や果物の栄養素、酵素をそのまま体に取り込む」というイメージが作られていますが、生の食べ物の酵素が「そのまま」体内に取り込まれるというのはちょっとおかしいかもしれません。

ただ、酵素自体、特に体内で作られる酵素については働きも種類もかなりの数が判明していて、それが私たちの生命活動や健康に大きく影響しているのは間違いがありません。

食物を分解する酵素としては、でんぷん(炭水化物)を分解するアミラーゼや脂質を分解するリパーゼなんかは名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。

また、悪いものや毒性のあるものを分解して代謝する酵素というのも確実に存在します。

有名なのはアルコールが分解された後に出てくる毒性物質アセドアルデヒドを分解して代謝するALDH。日本人はこの酵素が少ない人が多いですが、これがあることで、アルコールを飲んでも体から抜けていくわけです。

つまり、誤解もあるけど、確実に重要な役割も果たしているというわけで、酵素が興味深いジャンルであること自体は間違いがない。

「酵素が寿命を決める!」までは言えないかもしれませんが、面白いので連載続けていきます。

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“いきなりトーンダウン。それでも酵素はやっぱり面白い” への1件のフィードバック

  1. たけし より:

    いろいろな考えがあるのですね
    参考になります

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