糖質制限ダイエットは結局のところ安全か危険か?


短期でダイエットを成功させたいのなら、とにかく糖質制限だということになっている。

その仕組みはこうだ。

脂肪と違って糖質は体の中に多く蓄えることができない。肝臓や筋肉、血液など限られた部位にしかためられないからだ。脂肪は脂肪細胞に取り入れれば体中のどこにでも蓄えられる。糖質は500gくらいしか体にためられず、それがゆえかエネルギーとしても一番早く使われる。

ざっくりいうと人間がエネルギーとして使う順番は、糖質→脂肪→たんぱく質(筋肉など)というイメージ。糖質は貯めにくく使われやすいエネルギーなわけだ。

一番早く使われる糖質が体に存在しなければ、仕方ないので体は次のエネルギー源としての脂肪を分解して使う。だから、糖質を制限するといち早く体脂肪が分解して使われて痩せるという仕組み。

これ自体は事実のようで、糖質を制限すると短期的に体重が落ちるということに異論を挟む医師は少ない

しかし、世に言われる糖質制限ダイエットでは、「糖質を制限さえすれば何を食べてもいい。ステーキ、焼き肉食べ放題!」などと言われている。



これには、「なんか大丈夫かな~、そんな単純な話で」と感じてきたが、最近は医学界からも正式に反論が出てきているようだ。




東大医学部卒の岡本卓という医師の「「本当は怖い糖質制限」という本によれば、5年以上糖質制限を続けた人を調査したら20%死亡率が上がっていたというデータが出たそうだ。

これは、国立国際医療研究センター病院の能登洋さんがアメリカの科学雑誌「プロスワン」に発表したもの。

これまでにある糖質を制限したダイエットの実験、論文などを精査したところ、もっとも糖質を制限したグループと糖質摂取が一番多いグループで比較すると1.31倍糖質を制限したグループの死亡率が高かった、という明確な統計上の差が出たそうである。

なぜか、というのは定かではない部分もあるそうだが、別の研究グループの調査よれば、糖質を制限して、さらに動物性のたんぱく質の摂取が増えていたグループは、一般的な食事を採っている人にくらっべて、死亡率は23%、心欠陥病死は14%、がん死は28%増えたというデータが出たそうである。

一方糖質制限をしながら、植物性のたんぱく質の多い食事をとっている人の死亡リスクは、逆に20%低下していたそう。


糖質制限プラス肉などの動物性脂肪、たんぱく質の組み合わせは痩せても死ぬ確率が高くなる!


つまり、ダイエット中は糖質は控えながらも、植物性の食品を摂るように気をつけなければいけないわけだ

糖質制限ダイエットの危険性と原始人食ダイエットの有効性を説く崎谷先生の解説動画です。参考になる!


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